【治療・研究】関連情報
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「心の病」は「脳の故障」が原因?
山元大輔 [監修](東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授)──人の心と脳の深い関係 人間は、脳あってこその存在。人の行動、思考、感情、性格にみられる違いの数々は、すべて脳が決めているのです … Link(ダイヤモンド・オンライン 2008/05/02)

統合失調症「陰性症状」 抗酸化物質濃度が関与
意欲の減退や引きこもりなど、統合失調症の「陰性症状」が重い患者では、脳の前頭皮質で抗酸化物質グルタチオンの濃度が低下していることが、橋本謙二・千葉大社会精神保健教育研究センター教授らの研究で分かった… Link(FujiSankei Business i. 2008/04/28)

パーキンソン病のラット、幹細胞治療で症状改善
【4月10日 AFP】新型の万能細胞、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた治療により、パーキンソン病のラットの症状が大幅に改善したとする研究結果が、7日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された… Link(AFP 2008/04/10)

血液検査で「うつ状態」を判断、抗うつ剤の効果を素早く確認
【3 月13日 AFP】簡単な血液検査で「うつ状態」を判断し、抗うつ剤の効果をより早く確認できる手法を、米イリノイ大学の研究者が11日、発表した… Link(AFP 2008/03/13)

脳卒中で3分以内に脳に損傷、最善策は予防 研究報告
【3月12日 AFP】脳卒中は3分以内に脳に損傷を与える。このような研究結果が前月、米医学誌Journal of Neuroscienceに発表された… Link(AFP 2008/03/12)

軽度・中度のうつ病患者に抗うつ剤は不要、英研究結果
【2月27日 AFP】全世界で数千万人が服用するプロザック(Prozac)をはじめとする抗うつ剤が多くの場合、偽薬程度の効能しかもたらさないことを英国の研究チームが明らかにした… Link(AFP 2008/02/27)

統合失調症の治療薬の新たな条件を発見、米大学
【2月26日 AFP】幻覚剤LSDの脳への作用を研究してきたニューヨークのマウントシナイ医科大学(Mount Sinai School of Medicine)の研究チームは、統合失調症の治療改善をもたらす可能性のある新発見を24日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表した… Link(AFP 2008/02/26)

「怒りをコントロールできない人はけがの回復が遅い」、米研究報告
【2月21日 AFP】「笑いは最良の薬」・・・このような通説を裏付ける研究結果が20日、英医学誌「Brain, Behaviour, Immunity(脳、行動、免疫)」に発表された… Link(AFP 2008/02/21)

脳梗塞患者の回復には好きな音楽が効果的、フィンランドの研究結果
【2月20日 AFP】脳梗塞(のうこうそく)で倒れた後のリハビリで好きな音楽を聴いた場合、記憶の回復などの面で高い効果が得られるとの研究結果が20日の英医学誌オックスフォードジャーナル(Oxford Journals)に発表された… Link(AFP 2008/02/20)

知能発育不全の原因となる遺伝子異常を特定、米ワシントン大
【2月18日 AFP】米ワシントン大学(University of Washington)医学部の研究チームが、知能発育不全、てんかん、顔や手の奇形などの原因となる遺伝子異常を特定したとする研究結果を、17日の医学雑誌に発表した… Link(AFP 2008/02/18)

不眠不休続くと一部脳細胞が死滅、大阪市大がラット実験
ラットをほとんど眠らせないようにして5日間活動させると、脳内にあってホルモン分泌にかかわる下垂体の細胞の一部が死んでしまうことを、大阪市立大の木山博資教授らが16日までに実験で確かめた… Link(日経 2008/02/17)

妊娠中のストレスで子どもの統合失調症リスクが高まる
妊婦が重い心的ストレス、例えば近親者の死亡などを経験すると、胎内の子どもが統合失調症など精神疾患を罹患するリスクが高まることが示唆された… Link(日経メディカル 2008/02)

人生の「幸福度」グラフはU字型曲線、英米研究報告
【1月30日 AFP】人が感じる幸福感の度合いを年齢別グラフにすると、人生の始まりと終わりでは高く中年期で落ち込むという、「U字型曲線」を描くとの研究報告が、英ウォーリック大学(Warwick University)で開かれた記者会見で発表された… Link(AFP 2008/01/30)

小児の精神疾患を予測する5つの要因
統合失調症、双極性障害(躁うつ病)などの精神疾患の発症を、極めて早い段階で予測することが可能であることが、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Tyrone D. Cannon氏らの研究で明らかになった。発症リスクの高い子どもで、診断前に5つの要因のうち3つ以上が存在する場合には、80%が2年半以内に精神疾患を発症するという… Link(HealthDay News 2008/01/09)

4つの習慣で14年長生き、英大の調査で判明・たばこ吸わずなど
【ワシントン=共同】たばこを吸わず、飲酒はほどほど、野菜と果物を十分に取り、適度な運動をする人は、そうした習慣のない人よりも14年長く生きられるとの調査結果を、英ケンブリッジ大の研究チームが米医学誌に8日発表した。どれも健康に良いとされる生活習慣だが、具体的な利益をはじき出した点で意義があるという… Link(日経 2008/01/09)

幸福感は健康をもたらす
【大紀元日本1月9日】最新の調査によると、幸福感は心臓の健康にも良いことがわかった。ロイター通信によると、ロンドン大学のアンドリュー・ステップトー博士が、健康な英国の成人約3千人を対象に行った調査で、陽気な人はストレス・ホルモンであるコルチゾールの分泌が低いことがわかった。コルチゾールは習慣的に高いと、高血圧をもたらし、腹部肥満、免疫機能を低下させることがある… Link(大紀元日本 2008/01/09)

痛みや体の不調 原因は鬱病かも?
■正しく診断、適切な治療を 腹痛や片頭痛、耳鳴り、腕のしびれなど、症状はあるのに原因がわからず、治療をしても症状が改善されない−これらの体の不調の原因は「鬱病(うつびょう)」の身体症状の可能性があるという… Link(産経 2008/01/09)

神経症の按摩治療
【大紀元日本12月8日】よく眠れない、よく夢を見る、頭がすっきりしない、記憶力が低下した、集中力が乏しい、怒りっぽい、目がかすむ、耳鳴りがする、胃腸の調子が悪い、顔がほてる、手足が冷える、動悸がする、息切れする、全身がだるい。このようにたくさんの症状があって、病院で検査してもらったら、どこも悪くないと言われる場合がある… Link(大紀元日本 2007/12/08)

大豆好き女性 脳梗塞・心筋梗塞減る 厚労省研究班調査
豆腐や納豆、みそなど大豆製品をよく食べる女性は、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞になりにくいことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。閉経後の女性に特に効果がある。大豆に含まれる複数成分の効果に加え、一緒に野菜や海藻などを食べる献立になりやすいためらしい。27日発行の米医学誌「サーキュレーション」に掲載された… Link(朝日 2007/11/29)

葉酸不足、うつ招く?・野菜少ない食生活影響、東大など調査
野菜や果物などに含まれる葉酸の摂取量が少ないほど、うつ症状の人が多い傾向にあることを、村上健太郎東京大医学部助教と溝上哲也国立国際医療センター研究所部長らが調査で見つけた… Link(日経 2007/11/17)

理研、統合失調症の新たな原因遺伝子を発見
理化学研究所などは、幻覚や妄想を引き起こす統合失調症の新たな原因遺伝子を見つけた。新遺伝子はドコサヘキサエン酸(DHA)などの不飽和脂肪酸と結合するたんぱく質を合成する。遺伝子の塩基配列の一部の違いによって胎児期に脳内の不飽和脂肪酸のバランスが悪くなる場合があり、発症につながるとみている。理研の分子精神科学研究チームの吉川武男チームリーダー、渡辺明子嘱託研究員らの成果。米科学誌が掲載した。 (日経 2007/11/14)

「間違った記憶はなぜ起こるのか」、脳の働きをMRIで分析
【11月7日 AFP】経験していない過去の出来事を鮮明に覚えていることが、なぜあるのか。記憶を処理する脳の領域が、誤った記憶に関わっている可能性があるとの報告が、6日発行の英医学誌「ニューロサイエンス(Neuroscience)」に発表された… Link(AFP 2007/11/07)

遺伝子治療の新しい挑戦
【大紀元日本10月31日】アインシュタインが1905年に相対性理論を提出したことによって、後続の物理学研究に多くの啓発を与え、原子爆弾の誕生に導いた。これによって、20世紀は「物理学の世紀」といわれた。近年、遺伝子研究の進歩が目立ち、2007年に、いくつかの画期的な医学研究成果が上がり、「奇跡の一年」といわれている。研究が進むにつれて、癌、アルツハイマー病、パーキンソン氏病などの難病に対して、遺伝子レベルの原因究明と治療方法の開発に新しい希望を与えた… Link(大紀元日本 2007/10/31)

心身統合瞑想(めいそう)法がストレスを緩和
1日にわずか20分の瞑想(めいそう)を5日間行うだけで、活力がアップし、不安やストレスが軽減することが、ストレスホルモン値を測定した米国の小規模研究で明らかになった。研究は、大学在学中の中国人学部生40人を、伝統的な東洋(中国)医学由来のいわゆる心身統合瞑想法(integrative body-mind training method)群または西欧で人気のリラクゼーション法群に割り付けて実施した。… Link(HealthDay News 2007/10/22)

オメガ-3脂肪酸の効用
魚や一部の植物油に含まれるオメガ-3脂肪酸は、脳の正常な成長と発達に欠かせない物質である。また、ある種の疾患から体を守る働きもある。米メリーランド大学メディカルセンター(ボルティモア)によると、オメガ-3脂肪酸による利益には以下のようなものがある:・悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。・高血圧を改善する。・心疾患を予防し、心臓発作リスクを軽減する。・脳卒中リスクを軽減する。・糖尿病管理に役立つ。・関節炎の痛みを緩和する。・減量を助ける。・骨粗鬆(しょう)症を予防する。・統合失調症、うつ病、双極性障害(躁うつ病)などの精神疾患リスクを軽減する。(HealthDay News 2007/10/09)

社会的規範を逸脱する行為はなぜ起こる?脳の働きの解明進む
【10月8日 AFP】悪いことをした時に罰や仕返しを恐れる思考が脳のどの部分で処理されるのかを突き止めたとして、ドイツとスイスの研究グループが3日付の専門雑誌「ニューロン(Neuron)」に研究結果を発表した。利己的な性格を持つ反社会性人格障害者の行動を理解するのに役立つ可能性があるという… Link(AFP 2007/10/08)

脳梗塞の血管内治療法、回復率2倍に・57施設が共同研究
脳梗塞(こうそく)患者の血管をふさいでいる血栓にカテーテルで薬剤を注入し、脳の血流を回復させる新たな治療法は、社会復帰できるまで回復する患者の割合が従来の薬物治療の約2倍に高まるとの臨床試験結果を、全国57施設が参加する研究グループが3日、発表した。記者会見した主任研究者の小川彰・岩手医科大学教授は「今後、早期治療では血管内治療が標準になっていくと思う」と述べた。(日経 2007/10/04)

脳内の情報伝達コントロールするタンパク発見
情報を伝える担い手である神経伝達物質の流れをコントロールしているタンパクを、三菱化学生命科学研究所と自然科学研究機構・生理学研究所の研究者たちが見つけた。脳神経精神疾患の新たな治療薬開発にもつながる成果と期待されている… Link(サイエンスポータル 2007/09/07)

家庭内のカビがうつ病の原因
湿気が多くカビの生えた家に住む人はうつ病リスクが高いことが示され、米医学誌「American Journal of Public Health」10月号で報告された… Link(HealthDay News 2007/09/06)

統合失調症の研究用マウス作りに成功
【7月31日 AFP】妄想、情緒不安定、偏執症などの症状を引き起こす精神病、統合失調症にかかったマウスを、遺伝子操作で人工的に作り出すことに成功したとの研究結果が30日、発表された。統合失調症の治療のための新薬を人体に投与する前にマウスで試験することが可能になる… Link(AFP 2007/07/31)

統合失調症 大量投薬見直し
1剤で適量 意欲回復 - 統合失調症になった30歳代の女性は、茨城県の精神科病院に入院中、複数の薬を大量に処方され、ほとんどベッドで横になっていた。主治医だった河合伸(のぶ)念(とし)さん(現・筑波大精神神経科講師)が本人の同意を得て薬の量を減らし、「第2世代」の薬へ切り替えてゆくと、他の患者と歓談することが増えた。幻聴などの症状がぶり返す時期もあったが… Link(読売 2007/07/27)

カウンセリングの危険 受けた結果、症状が悪化する場合がある
【Newsweek誌Internet版】By Sharon Begley - 統合失調症とか鬱病に処方される薬を飲んで、吐き気がしたり、視野がぼやけたり体重増加、性欲の減退等の症状が出ても誰もそれほど驚かない。しかし、心理療法でセラピストが患者に語りかけたり、患者に話させたりする時に危険を伴うのを知っている人は意外と少ない… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2007/07/18)

脳腫瘍の先進的治療法が商業化へ
【7月10日 AFP】脳腫瘍の先進的治療法の商業化がスイス政府により認可された。9日、製薬企業の米Northwest Biotherapeuticsが発表した… Link(AFP 2007/07/10)

「脳のペースメーカー」インプラントで鬱病治療
サンディエゴ発――精神科医によれば、迷走神経を通して脳に電気パルスを送り込む新しい医療技術は、重症の鬱病の抑制に、少なくとも薬物治療と同じくらいの効果があるという。この『迷走神経刺激(VNS)』セラピーでは、直径約5センチメートル、厚さ約1センチメートルの円板状の装置を左の鎖骨近くの皮下に埋め込み、頸部の迷走神経に接続する。電池で駆動する円板は、規則的な電気的パルスを迷走神経に送る… Link(WIRED NEWS 2007/05/29)

幻聴や幻覚の漢方
高齢者や認知症の方に幻聴や幻覚が見られるケースはたくさんあり、以前にもその例を紹介しましたが(中略)このような症状は若い方にも見られます。31歳の男性Mさん、ずいぶん昔から、ストレスがかかったときに幻聴があり、周囲の人の声が気になるという症状がありました。見た目はすごく元気な好青年ですが、ストレスには過敏に反応し、緊張しやすいように見受けられました… Link(漢方で一日一善 2007/04/25)

幻聴:内なる声と認知行動療法
幻聴や幻視など幻覚と呼ばれるものは、かつては精神病理的現象とりわけ分裂病(統合失調症)に特徴的な症状であるとされていた。だが、今日においては、うつ病患者、躁病患者、癲癇質者にも幻聴はみられ、普通の人にもおきることがわかっている。なかには、15年、20年と幻聴に苦しみながら、それ以外に精神病理現象の見られない人々が多数いることもわかってきた… Link(壺 齋 閑 話 2007/04/07)

現代アメリカ鬱事情
【Newsweek誌Instenrt版】By Julie Scelfo - マサチュウセッツ上院議員であり、弁護士でもあるボブ・アントニオーニ氏は過去10年鬱に苦しんでいたが、自身は鬱とは気がつかなかった。休まずに上院の会合に出席し、被告人弁護の為にも出廷したが、個人的にはイライラが募り気短になっていた。担当の弁護の仕事を考えて、果てしも無く考え込むことが多くなり… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2007/02/26)

統合失調症の発症に関与、新たな遺伝子を確認…理研など
「統合失調症」の発症にかかわる遺伝子を、理化学研究所(理研)、米マサチューセッツ工科大などのチームが新たに確認した。20日の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。神経伝達物質のドーパミンなどが発症にかかわっているとされている統合失調症… Link(読売 2007/02/20)

脳梗塞の発症率、特定の遺伝子が左右…東大など実証
脳梗塞(こうそく)の発症率を大きく左右する遺伝子があることを、東大医科学研究所と理化学研究所などの研究チームが突き止め、8日の米医学誌「ネイチャー・ジェネティクス」(電子版)で発表した… Link(読売 2007/01/08)

電気けいれん療法
脳に電流 「うつ」改善 - 山梨県の50歳代の主婦は、糖尿病のため昨年秋、山梨大病院に入院した。そのうち、人と話したくない、やる気が出ない、食欲が落ちる、といった症状が現れ、うつ病と診断された。精神科で抗うつ薬を処方されたが、なかなか良くならない。そこで、先月から「電気けいれん療法」を計10回受けたところ、元気が出て同室の患者とも話せるようになり、糖尿病の食事記録もきちんと付けられるようになった… Link(読売 2006/10/27)

オメガ3脂肪酸の欠乏、ジャンクフードが暴力的犯罪行為を増やすー英米の研究
ガーディアン紙によると、英国と米国の犯罪者の研究が、栄養の欠陥が人の攻撃的行動において中心的役割を演じていることを示唆した。米国の研究は、脳に対するオメガ3脂肪酸サプリメントの影響を調査したもので、魚油のピルが攻撃的行動を奇跡的に改善した。英国の監獄での研究では、若者が多様なビタミン、ミネラル、必須脂肪酸を与えられると、彼らが獄中で犯す暴力的攻撃の数が37%減った… Link(農業情報研究所 2006/10/17)

ストレスにより脳が萎縮
ストレスにより脳細胞が萎縮し、免疫システムの老化が早まるということを示した研究が、ニューオーリンズで開催の米国精神医学会(APA)年次集会で報告された。米ロックフェラー大学(ニューヨーク)神経内分泌学研究所のBruce McEwen博士らの研究によると、ラットに繰り返しストレスを与えると、脳のニューロン(神経細胞)の萎縮を示す徴候が認められたという… Link(HealthDay News 2006/08/17)

睡眠が記憶を強化する
少し前に学習した事実や出来事を思い出す「陳述記憶(言葉で表現できる記憶)」に睡眠が不可欠であることが、米ハーバード大学(マサチューセッツ州)医学部睡眠認知センターJeffrey M. Ellenbogen博士らの研究によって明らかにされた… Link(HealthDay News 2006/07/20)

磁気刺激が片頭痛を緩和
うつ病や痙攣(けいれん)に有効とされている経頭蓋磁気刺激(TMS)装置に、片頭痛にも効果のあることが、ロサンゼルスで開催された米国頭痛学会(AHS)年次集会で発表された。米国では約2,800万人が片頭痛をもち、約20%には痛みが出る前に視界の変化などの前兆がみられる… Link(HealthDay News 2006/06/22)

今も生きるフロイトの影響
【Newsweek誌Internet版】By Jerry Adler - 療法文化の創設者であるフロイトが生まれて今年で150周年になるが、今も隠然たる影響力を持っている。何故この嘘が暴かれた精神科医が、尚我々の心をつかんでいるのであろうか。我々は今、文明の分岐点に立っている… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2006/03/22)

大学生における空耳体験の頻度についての調査 −幻聴、難聴、聞き間違いの関係性−
岡田斉 文教大学人間科学部臨床心理学科
「夕つかた夜など、しのびたる郭公の遠う空みみかとおぼゆるまでたどたどしきを、聞きつけたらん.」(枕草子)このように音がないのに音が聞こえたように感じる体験や、聞こえているのに聞かないふりをする現象は古くから「空耳」と呼ばれよく知られてきた(小学館日本語大辞典).後者の表現は近代には用いられなくなったようだが、前者は現在も日常的によく用いられる. では、心理学ではこのような現象をどのように扱ってきたのであろうか… Link[PDF](文教大学人間科学部紀要「人間科学研究」第28号 2006/03)

寄生虫は人間をマインドコントロールするか 英研究
【LiveScience】トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)という寄生虫の名を聞いた事があるだろうか。トキソプラズマは一般的に猫を宿主とする寄生虫として知られる一方、人類の約半数に感染していることでも知られている。しかし多くの場合、トキソプラズマは人体にとってほぼ無害であるため、通常、人間がその存在に気づくことはないのである。このトキソプラズマは、ネズミをはじめとする猫の獲物に卵を産み付け、それら中間宿主に嚢胞を形成し、時にはそれら生物の脳に寄生する… Link(X51.ORG 2006/02/14)

鍼術が脳に影響、痛みを麻痺させる効果を確認
【BBC/Independent】この度行われた研究によれば、鍼術によって脳が非活性化させられる効果が発見されたとのこと。実験では、鍼術を施した被験者の脳をMRIスキャンし、そこで実際に鍼術が脳に作用している事が明らかにされたという。またこの発見はこれまで中国を中心にたびたび行われる、薬物麻酔を用いない切開手術を説明する手がかりとなる… Link(X51.ORG 2006/01/22)

鍼(はり)療法の有用性を裏付ける科学的根拠
中国の伝統的な鍼(はり)療法では、足指と眼は同じ経絡(けいらく)でつながっているため、足の小指に鍼を刺せば眼症状の回復に有用であると考えられるが、これまで西洋医学界ではこうした考えに同意が得られていなかった… Link(HealthDay News 2006/01/06)

脳スキャンで鬱が見えるか
【NewYorkTimes】By BENEDICT CAREY - エモリー大学のヘレン・メイバーグ氏 ジェイ・ギード氏 - 左の写真は全て生きている人間の脳のスキャン写真です。つい少し前までは、間もなくブレインスキャンの技術が今まで分らなかった心の病に迫り、新しい診断と治療に結びつくと考えられていた。殆ど毎週のように脳のイメージ技術による鬱、注意欠陥傷害、神経症等の新しい発見報告があった… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2005/10/18)

咳の慢性化がうつ病を引き起こす
数カ月から数年にわたって咳が続くとうつ病を来す可能性が高いことが、新たな研究で明らかにされた。Montefiore咳研究センター(ニューヨーク)所長のPeter V. Dicpinigaitis博士によれば、「医師を受診する理由として米国で最も多い愁訴(しゅうそ)は咳であることはあまり知られていない… Link(HealthDay News 2005/06/03)

【ひきこもり増加】入院・薬物治療は逆効果 他の精神疾患との鑑別が急務
イム・ホ - “隠遁(いんとん)型ウェトリ(ひきこもり)”を治療するためにはうつ病や精神分裂病など、ほかの精神科疾患の鑑別を先に行う必要がある。ひきこもりは自分を嫌悪し、憂うつになり、ひどい場合は自殺をするという点でうつ病と似ている… Link(朝鮮日報 2005/05/05)

脳の再起動 パルス状磁界で心の病気を治療出来るか。今の所、医師、患者とも結果に満足
【TIME誌Internet版】CHRISTINE GORMAN - コネチカット州に住む2児の母親であるマーサは、過去20年間、鬱病で過ごしている。精神科医、心理学者、薬と八方手を尽したが、どれも効果が無かった。去年の6月、ニューヨーク州のコロンビア大学精神医学研究所で、実験的試みをやっていると聞きつけた… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2005/03/21)

笑いは血管の健康を増進します
Laughter boosts blood-vessel health 笑いは実際に血管の健康に利益をもたらす、という研究が発表されています。笑う事が健康に良い、という事は良く言われることですが、研究者達は超音波装置を使って、笑う事が血管の復元性(弾力性)を高めている、という事を明らかにしています… Link(今日のNature 2005/03/08)

言語療法:精神病院から生放送、患者達によるラジオ番組が大人気 アルゼンチン
【BBC】アルゼンチンはブエノスアイレスにて、精神病棟から患者らが生放送でお届けするラジオ番組 - クレイジー・ラジオが人気を博しているとのこと。生放送が行われるホセ・ボルダ・精神病院に入院中のフリオ・セサル氏(写真)は同番組プレゼンターの一人である。彼は以前、生後8ヶ月の娘を失って重度の欝になり10年前、同病院に入院したという… Link(X51.ORG 2005/01/31)

感情コントロールできない子供、科学的に解明へ・文科省
ちょっとした不満で“キレる”など感情をうまくコントロールできない子供が増えていることから、文部科学省は原因と対処法を科学的に解明し、教育に応用するための検討会を設け、初会合を11日、東京都内で開いた。子供の感情の動き(情動)に関する検討会の設置は初めてで、臨床心理士や精神科医などの人材育成や、子供の問題行動の背景を探るための研究に生かしていくのが狙い。初会合を開いたのは「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」(座長・有馬朗人元文相)。脳科学や精神医学、心理学、教育学など様々な研究分野の12人の専門家で構成する。初会合では、委員らが、磁気共鳴画像装置(MRI)などで脳の働きを画像でとらえることが可能になるなど、医学的・科学的な視点から子供の感情の動きについて原因を探ることができる可能性が高まっていることなどを報告。心理学や教育学などと、研究の分野を超えて連携していくことを確認した。検討会は今年の7月末まで、各分野の研究の進ちょく状況についての情報交換などを行う。(日経 2005/01/12)

怒りは心疾患をもたらす炎症リスクを上昇させる
心身医学関連誌「Psychosomatic Medicine」9月号掲載の研究では、怒り、敵対心、抑うつの程度が高い健常者は、動脈炎症の指標であるC反応性蛋白(CRP)の血中濃度も高いことが判明し、怒りを鎮静させることによって心臓を救える可能性があることが示唆された… Link(HealthDay News 2004/10/01)

心の豊かさ見つけ出す
今年6月に開かれた「べてるまつり」。年1回の総会で、その年の際立った人物を表彰する「幻覚・妄想大会」は10回目を迎えた。受賞経験のある選考委員長が表彰状を読み上げる。「神様の声をみんなに届け、訪問看護師さんに結婚を申し込み、多くの人に平和をもたらした」亀井英俊さん(23)がグランプリに選ばれた。看護師の姿がスクリーンに映し出され、会場は爆笑にわいた。若者が真剣にプロポーズしたお相手は、母親と見まがうほど年齢差があったからだ… Link(読売 2004/07/23)

統合失調症、女性の発症に影響する遺伝子を発見
統合失調症の発症に関係する新しい遺伝子を米コロンビア大の向井淳博士らの研究チームが発見した。女性だけ発症の危険度が高まる遺伝子で、診断や治療薬の有効性の確認などに役立つと期待される。米科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」最新号で報告した… Link(読売 2004/07/03)

心理療法への疑い
【NewYorkTimes】By ERICA GOODE - 今アメリカには暗殺者とか寄生虫とか呼ばれている心理学者のグループが存在する。彼等は従来の心理療法を実施する側から脅迫まで受けているし、アメリカ心理学協会の次期会長などは科学的方法にあまりにも拘っていると憤激している。しかし幾ら攻撃してもこの心理学者の一群は批判を緩めない。彼等は従来の心理療法の多くは効果が立証されていないばかりでなく一過性の流行であったり場合によっては危険でもあると主張する… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2004/03/09)

精神分析は死んだ
【ロスアンジェルスタイム】By Todd Dufresne - 恐らく歴史上の著名人でフロイトほど自分の言った事が全て誤りであった人物はいないであろう。フロイトファンにとっては1990年代は最も屈辱的な時代であった。タイム誌はその表紙で「フロイトは死んだか」と大見出しを掲げた。以前精神分析の本拠地であった”ニューヨーク書評”でさえフロイトを単なる思想家と酷評した… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2004/02/18)

最近の脳スキャンの現状
【シカゴトリビューン】Ronald Kotulak - 最近の脳スキャン技術の進歩はめざましく、分裂病の原因が次第に分かって来た。2日のシカゴからの報告によると、分裂病ばかりでなく、難読症、非社会的行動等の問題を解き明かす日が来るのでは無いかと期待されている。「最近は脳スキャン装置を用いて脳の内部を生きている状態で見ることができます… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2003/12/03)

うつ病治療に磁気刺激療法 くすりによる効果が得られなかった人の3分の2に有効
副作用なしでうつ病のほとんどの症状に有効。うつ病の治療は、抗うつ剤による薬物療法を中心に行われる。しかし、なかには、くすりの効果が十分に現れず、長期化してしまうケースもある。杏林大学医学部精神神経科では、数年前からこうした患者を対象に、磁気刺激療法という治療法を試験的に導入し、その効果を実証してきた。磁気刺激療法は、患者の左前頭部に磁気コイルを数秒間あるいは1秒間に数回、軽く当てることにより、脳に刺激を与える療法。(中略)杏林大学医学部では、これまでにくすりによって十分な治療効果がなかったうつ病患者70〜80人を対象に、この磁気刺激療法を実施してきたが、このうち3分の2に改善がみられた。「磁気刺激療法は、抑うつや不安、イライラ、意欲低下など、うつ病の症状にほぼまんべんなく効果があり、とくにくすりの効きにくい人や、副作用のでやすいお年寄りには積極的に使える治療法と考えています」(古賀氏)(朝日 2003/11/20)

瞑想の恩恵をめぐる科学的研究
Kim Zetter - ボストン発――13〜14日(米国時間)、マサチューセッツ工科大学(MIT)で開催された『精神の研究』会議に、チベットの宗教指導者ダライ・ラマ14世(写真)が現れたとき、深紅の僧衣に同色のランニング・シューズという姿でも、背広姿の学者たちの中で違和感はほとんどなかった。ノーベル平和賞も受賞している68歳のダライ・ラマは、僧侶になる運命でなかったなら、きっとエンジニアになっていただろうとこれまで何度も述べている… Link(WIRED NEWS 2003/09/22)

仏教は健康に良いか
【NewYorkTimes Magazine】By STEPHEN S. HALL - 1992年の春、マジソンにあるウィスコンシン大学の心理学部門のリチャード・デイビッドソンの事務所にいきなりファックスが舞い込んだ。送信人は第14世ダライラマであるテンジン・ギャストであった。デイビッドソンはハーバードで訓練を受けた神経科学者であり、肯定的感情を研究する研究者であった… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2003/09/14)

自殺を多く出す家系の研究・・最新報告
【ボストングローブ紙 インターネット版】By Ellen Barry, Globe Staff - 最初は彼の母親であった。彼女はホテルで38口径のピストルで自殺した。彼の兄弟の一人は散弾銃で地下室で自殺した。彼のもう一人の兄弟は下宿で服毒自殺した。彼の一人の姉妹は寝室で自殺した。そして3年前には父が銃口を自分に向けて自殺した。アレン・ボイド・ジュニアにはボイド家の暗い歴史が付きまとっている… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2003/08/04)

脳に重要なアミノ酸が減少 統合失調症、解明に期待
統合失調症の患者の血液中では、体のタンパク質を構成するアミノ酸の一種で脳の働きに重要な役割を担う「D型セリン」が減少していることを、橋本謙二・千葉大医学部助教授(精神医学)らが突き止め、このほど米医学専門誌に発表した。統合失調症の原因解明に結び付くと同時に、D型セリンを増やす働きをする物質をつくれば、新しい治療薬の開発につながると期待される。D型セリンは、同種のアミノ酸である「L型セリン」が、酵素の働きで変化してできる。橋本助教授らは、統合失調症患者と患者以外各42人を対象に、血液中の濃度を調べた。その結果、患者のD型セリン濃度は、患者以外に比べ平均17%低かった。L型とD型を合わせたセリン全体に占めるD型の割合も、患者は患者以外より同28%低かった。D型セリンは、脳内にあるグルタミン酸の受容体の一種と結合して作用し、記憶や学習などに重要な役割を果たしている。(共同通信 2003/06/14)

分裂病の幻聴とは
【NewYorkTimes】By ERICA GOODE - 最初は一人の声であった。天井から大きな男の声で「おーい、ジョーン」と友人のように呼びかけて来た。その声の持ち主をジョーンは悪魔と呼んでいるのであるが、他人の脳の細胞を盗むようにけしかけたり、彼の脳には悪性腫瘍があると言ったりした。次第に呼びかける人数は増えてその数は50人にも及び、男性も女性もいた。彼等は全員がメガホンを当てて叫んでいるようようであった… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2003/05/06)

精神病と暴力性とは関連ない
〔ロンドン〕 「精神病患者はそうでない人よりも暴力的か」という疑問に答えて,精神医学研究所(ロンドン)法廷精神保健部のElizabeth Walsh臨床講師とThomas Fahy教授は,「精神病が社会にもたらす暴力は少ない」とする研究をBritish Medical Journal(2002; 325: 507-508)に発表した… Link(MedicalTribune 2003/02/27)

人間の感情とは レドックス博士は脳科学から感情を冷静に分析する
【NewYorkTimes】By CLAUDIA DREIFUS - あるさわやかな午後、ニューヨーク大学の神経科学科教授であるジョセフ・レドックス氏が、大股でグリニッジヴィラジにあるコーネリア通りキャフェ内の演壇に登った。そして、彼の最新作である”シナプスの自己:脳と人格”を朗読した。驚いた事に、聴衆である大学院生、出版会社幹部、科学者達は、まるでロックスターのように彼を歓迎した… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2002/10/08)

ある精神科医の告白
【NewYorkTimes】By CLAUDIA DREIFUS - 私がハーバード大学精神科医であり夢の研究家でもあるJ・アラン・ホブソン氏をインタビューに訪ねたとき、氏は色々書き物をしたノート、家族の写真、彼のイタリーにある別荘の完成絵図などを持って現れた。「きっと私を早く知りたいのでしょう。このようなものがあると助かるのではないですか」とあたかも保守的な精神科医のイメージを取り払いたいように、あるいは格式ばらないように語りかけた… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2002/08/27)

霊媒体質で霊の幻聴が聴こえて私生活が出来ない方に質問です
このような混乱を治す為にご自身がした対策方法をご教授下さい。私の場合、TV番組の江戸時代劇の音声をテープに入れて聴いたりもしました。こうすると、全く違う世界になるので、少し霊の波動から遠ざかるのです。気分転換に少し遠い町へ散歩へ繰り出すとかも良かったです… Link(人力検索はてな 2005/07/01)

不安の科学
【TIME誌Internet版】By Christine Gorman - 何故我々は悩みっぱなしになるのであろうか。理由は我々の脳の構造が不安を起こしやすくできているからである。しかもショートする事もある。今は朝四時、貴方は既に目を覚ましている。手の平は汗をかき心臓は高鳴っている。子供、親を心配し、老後の貯蓄が危ない。自分の健康、セックスライフも自信が無い… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2002/06/02)

魚脂肪酸から作られた抗鬱剤の登場
【ストックホルム発・ロイター】アナ・ペルトラ - 脂肪を多く含む魚を食べると抗鬱効果があると考えられていますが、魚脂肪酸から作り出された新薬の登場で手軽に鬱病を治せるかも知れない。「魚に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)から作り出された抗鬱剤が2年以内に市場に現れるでしょう」とイギリスの個人企業であるラクスデイルの研究者であるデイビッド・ホロビン氏はある精神医学学会の席上で述べている… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2002/05/07)

神経症の発症原因は生まれる前後にある可能性
【NewScientist.com news service】Alison Motluk - 最近のアメリカの科学者の発表によると、神経症の発症原因は生まれる前後にあるらしい。マウスの実験によると、ある種の受容体が生命が誕生した後の数日間欠乏していると、後に成長してその受容体が普通の状態に戻っても、人間で言う所の神経症の状態に陥っているのが分かった… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2002/03/27)

笑いはなぜ健康に良いのか?
今日NNN24というニュース専門番組で鹿児島の「笑う会」の活動が紹介されていました。その豪快な笑いっぷりにこちらまでつられて笑ってしまいましたが、笑いが健康によいとはよく言われます。その根拠について調べてみたくなりました… Link(心理コラムのxSUNx 2001/07/21)

精神分裂病患者の脳観察

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームは、精神分裂病患者の脳で組織の損傷が進んでいる様子を撮影するのに成功した。分裂病は米国人の約一%にみられ、特に十代後半から二十代に多いが、詳しい原因はわかっていない。病気の進み方が詳しく観察できるようになることで、早期の診断や治療が可能になるとみている。次期共鳴画像装置(MRI)を使って、十代の患者グループの脳を繰り返し撮影した。はじめ、脳の外部の方にある灰白質という部分が一〇%以上損傷し、これが脳の残りの部分にも五年にわたり拡がっていくことが分かった。この損傷がひどい患者ほど、幻覚や幻聴などの症状もひどかったという。(日経産業 2001/10/03)

分裂病のあるタイプではウイルスが発病の原因になっている可能性
【デイリーユニバーシティーサイエンスニューズ】ジョーンズホプキンス大学子供医療センターの研究チームの発表によると、ある種の分裂病にはウイルスが深く関わっているらしい。今週発表の科学アカデミーの会報を読むと、急性の分裂病患者の30%と慢性の分裂病患者7%の脳脊髄液からレトロウイルスの足跡が発見されたと、子供医療センターのロバート・ヨルケン博士が報告している… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2001/04/11)

自殺の原因は遺伝子にある可能性
【デイリーユニバーシティーサイエンスニューズ】アメリカ病気治療予防センターによると自殺はアメリカの8番目の死因になる。特に15歳から24歳までの若者では3番目の死因である。最近号の分子精神医学誌にはフランスとスイスの研究者の2つの論文が掲載されている。それによると自殺に関係がある2つの遺伝子の変異体が発見された。その意味する所は自殺の原因には遺伝要素が絡んでいるらしいと言う事である… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2001/04/06)

神経症遺伝子の発見 不安を決める長い遺伝子と短い遺伝子
【healthyplace.com】ネイル・シャーマン - 貴方が手の平に冷や汗をかいたり、強迫観念に襲われたり、パニックになって心臓が不安で激しく鼓動したとき今までは貴方の頭の性にしていたと思いますがこの際遺伝子を考えてみたらどうであろうか。科学者の研究によると神経症には遺伝子が絡んでいるらしい。この発見により今後人がパニック障害や神経症になりやすいかどうか医者が診断し易くなる… Link(脳科学ニュース・神経症を治すホームページ 2000/06/14)

病気と薬の話
北部保健所嘱託医 後藤健治 T心の病気とは簡単に言えば「頭が働き過ぎたり、ブレーキがかかり過ぎる状態」。*車のスピードとハンドル操作の関係の話。U病気の症状は「頭の各部分の働きのバランスや調整がうまく行かない」。「結果として恐くなったり、不安になる」… Link(自分を変えたい人 自分で治したい人 のためのページ from やんばる)

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